ペットも家族

どうも調子が悪い、と横になった飼い主を見て、わが家のペットの猫さんは、
いつもは飛び回って、私の顔の上も平気で走っていくどうしようもないオテンバ、やんちゃなのに、
急に大人しくなります。
時間でもないのに、横になっている飼い主の異常がわかるようです。
寝る時間になったら、洋服の裾の方をつつきだしますし、布団の入っている押入れの前にじっと
座っているのです。どうやら寝る時間がわかるらしく、これはこれで感心しますが、
飼い主の体調の悪さも感じることができるところはさすがです。
どうしたの?などと言葉を発することはもちろん出来ないのですが、
わざわざ顔を覗き込みに来る淑やかさ、いつものズドンの頭突きはどうした?顔の上歩きはどうした?と、私の方が驚いて聞きたくなります。
これが長く一緒に窯の飯を食べた仲・・・ではないですが、一緒に暮らした家族ならでは、と言えるでしょう。
当たり前のように布団に入ってくるのに、そう言う時は遠慮までします。
その代わり、頭元にじっと座っているのです。
さっさと寝てしまうところは猫らしいですが、そう思っているのは飼い主だけ。
耳を見ているとわかります。目だけつむって起きているのです。
何かの音に反応して、耳はアンテナのように動きます。
猫の看護師さん、いつしかそう思うようになりました。
何かしてくれるわけではないけれど、そばにいてくれるだけで安心します。
人間の家族の方が結構淡白だったりするのです。
忙しいから寝ていなさい、と言われ、猫には大丈夫?と覗きこまれる、
猫の優しさが身にしみます。

大好き!二代目ミーちゃん

正式名称名「二代目ミーちゃん」(以下ミーちゃん。)白黒のミックスで器量よしの男の子でした。
当時私は小学校3年生で、一代目ミーちゃん(茶トラ・ミックス・♂)が白血病で亡くなってからしばらくしたころでした。新聞に猫の貰い手を探しているという記事が載っていたので、譲ってほしい旨を電話で伝えてお宅に伺いました。
今度は女の子がいいね、と家族と話していたので女の子を譲ってくださいとお願いしました。ところが連れ帰ってよく見ると・・・あれ、男の子?いまさら事を荒立てるのもいかがなものかということで、特に譲ってくださった方に連絡を入れず、この子を育てようということになりました。
来たばかりのミーちゃんは片手にのるくらい小さくとても愛らしかったことを覚えています。しかし去勢手術をした後から太り始め、2年後には8キロ台のデブ猫に(涙)なってしまいました。そんなおデブなミーちゃんですが、やはり猫。家中を駆け回って遊んでいたことをよく覚えています。柱という柱は全て爪あとが残り、障子は穴だらけ、ソファーも破けてしまいました。そういえば爪を研ぐときも私が用意したものはほとんど使わず目につく柱やカーペットを使っていたっけなどと、いまだ買い換えられないソファーを見て感慨に浸ったりします。
他にも、一緒にかくれんぼしたり、猫じゃらしで遊んだり、宿題の邪魔されたり、ミントの香りが好きでミントの香りがするお菓子を一緒に食べたり、三越特選カニ缶が大好物だったり(缶詰を開けるたびにカニ缶と間違えて台所にいる母にカニを所望していました。(笑))、どれも私の幼少期の楽しい思い出です。

雑種犬「まる」との思い出

小学生だった私が体験した修羅場

私の田舎で飼っていた雑種犬とのお話です。
当時私は小学生、犬の名前は「まる」という女の子の成犬でした。

夏休みや冬休みになると田舎へ行き、まるの散歩や餌やりをさせてもらっていました。
今とは違い、人間の残飯を与えるのが当たり前で犬は外で飼っていた時代です。
まるは散歩に幾たびによその犬と喧嘩をはじめ、小学生の私の力では止めきれず、大人の人が気がついて止めてくれる頃には双方の犬が負傷しているなんていうこともありました。

そんなわんぱくものの まると散歩していたある日、何かに惹かれたまるが突然全力で走り出したのです。
私は元々足も速くなくリードを引く力も弱く、ついにはリードから手を離してしまい、まるはどんどん小さくなって行きました。

とんでもないことになってしまったと思いました。

今までの喧嘩なら、相手の飼い主さんとお互いに謝ったり、他の犬に出会わぬよう気を付けてあるいたりと子どもなりにも対処できましたが、完全に行方不明になってしまってはどうしようもありません。

それからどうやって帰ったかは覚えていませんが、私は号泣しながら田舎の親族に「まるが走って行ってしまった。どうしよう。ごめんなさい。」と繰り返していたのを覚えています。

そこでまた私の記憶は途切れます。
次の記憶は、親族たちと家の前の道路に立っているところです。
全員で道の一方向、それも散歩に出たのとは逆の方向を見つめていると、なんとまるが走って帰って来たのです。

あれが私の人生で一番ホッとした瞬間でした。

それからもう随分と年月が流れまるもお星様になりましたが、今でも時々思い出します。

体調不良のわけ

我が家には2匹の犬がいます。
1匹はボランティアの保護施設から譲ってもらったメスのバセットハウンドという犬種で、ティナといいます。
もう1匹は私の実家で迷子犬保護したオスの超小型ミックス犬で、シンバといいます。
ティナは人の愛情に飢えていたのか、特に甘えん坊でいつも家族の誰かに寄り添っています。
シンバは長く放浪生活をしていたせいか、我が家に来てから5年ほどたちますが、まだよその人にはよほどでない限り心を開けないようです。
2匹に共通しているのは、ものすごい食い意地。
2匹とも大きな掃除機と小さい掃除機のように食べかすのかけらさえきれいに残さず片付けます(ティナとシンバの体重は20㎏と2㎏です)。
ティナなんて、ごはんの「待て」の合図の間、よだれで床がびちょびちょになるほどです。
ある日、ティナがあまりご飯を食べたがりません。
おなかの具合でも悪いのかな、と少し様子を見ることにしました。
でもお通じはいつもと何の変わりもありませんでした。
次の日も、その次の日も、なんだか渋々食べている様子でした。
数日はいつもよりも少しご飯の量を減らして、どうにか食べてくれました。
元気がなく、散歩と食事以外の時間はほとんど寝てばかりです。
そろそろ病院に一度相談に行ってみようか、と思っていたころでした。
1週間ほどたったころ、ちょうどその1週間、旅行で留守にしていた娘が帰宅しました。
家に帰った娘の顔を見たとたん、しっぽをぐるぐるプロペラのように振り回し、重い体をぴょんぴょん躍らせて娘に抱き着いています。
その日から、すっかり食欲も元通りになり、いつもの元気なティナに戻りました。
ものすごく娘のことが大好きだったんですね。
それを聞いた娘も感激して大喜びでした。

飼い猫との出会い

高校時代の同級生から一通のメール。
「猫飼えん?」
三匹の猫の写真が添付してあり、内一匹は引き取り手が決まっているとのとこ。
「どうしよう?」帰宅後の夫に相談しました。娘二人は
「飼って!!飼って!!」の大合唱(笑)
どの子にしようか悩んでいる時、夫が一言
「飼い主が決まらなければどうなるん?」
それはメールに書いていない。もしかして・・・処分されるんじゃ・・・。そんな話をしていたら娘が可哀想だと泣き始めました。うんうん。気持ちはとってもよくわかる。二匹とも飼おう!!ということになりました。
同級生とわたしはお互い地元から離れていたので二人の住んでいる場所の中間地点で落ち合うことに。
久しぶりに会った同級生の車にはかわいい産まれたての二匹の子猫が・・・。それはもうかわいかった!!触るとフカフカで泣き声も「にゃー」じゃなくて「みゅー」という感じ。
「これからは私が母猫の代わりをやらなくては」
あまりのかわいさに妙な母性も目覚めてしまうほどでした。
家に連れて帰ると娘二人は子猫の後をついて回って部屋の中をぐるぐる。
「初めてのおウチだから探検してるんだね!」
「そっちはトイレだよ」
一生懸命家の中を案内していました。
あれから4年。猫たちと娘たちは今でも大の仲良し。どっちがどっちを抱っこするで喧嘩になることもしばしば(汗)我が家にやってきて良かったと猫たちが思ってくれていればいいな。そして我が家にやってきてくれてありがとう。

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